あの頃を振り返ってみる
香港に来てから早いもで、もう4年が過ぎた。

もう、4年か~。

いろいろな事があったけれど、あ~っという間だったようにも思える。

今では狭いながらも自分達の城を持つ事ができたし、小さいながらも楽しみも
見つけられるようになった。

そして、4年前のあの頃を思い出してみた。

香港に来たばかりの私は、とにかく良く泣いた。
仕事もないし、友達もいない。街を歩いていても通り過ぎる人みんなが知らない人で
突然ぽっつりと一人ぼっちになってしまたような気がした。

少しなれた頃に一人でジャスコに行った。
今では聞きなれたレジでのやり取り「ヤウモウ Jガード?(Jカードもってる?)」の意味が
わからずにアタフタしてしまった。
それからは、他のお店で買いたいものがあっても何か聞かれるのでは?と思い
買い物もできなかった。
旅行で香港に来た時には、言葉なんてわからなくてもバンバン平気で買い物を
していたのに、住んでみたら、妙に臆病になってしまっていた。

香港に来てから1ヶ月ちょっと過ぎた頃、突然涙が止まらなくなった。
2日間泣き通しだった。心配して「どうしたのか?」と聞いてくるダンナ様にも説明ができなかった。

なんで、次から次へと涙が出てくるんだろう?
日本での事を思い出す、母親の事を思い出す、諦めたもの捨ててきたものを後悔する、
今の自分のむなしさ、なさけなさ、無力さに涙が出てくる。

日が暮れて気が付けば、誰とも話していないどころか、言葉さえ発していない事も多かった。
『あっ、今日まだ一言もしゃべってないなぁ~。』と思うと、自分は何でここにいるんだ?と思った。

そんな私を心配してダンナ様は花束を買ってきてくれた。その時、花束を抱えて写真を撮ったけれど、今見てもなんと惨めな顔なんだろうと思う。魂が抜けてしまったような顔をしていた。

本当にたくさん泣いた。 些細な事ですぐ涙がでるようになった。

4年が過ぎて、今では少しずつ自分のスピードで歩いていくことができるようになった。
乗り越えてきたというよりは、慣れたのかな?
涙を流すこともだいぶ少なくなった。
ここ1年は、随分リッキーに救われてきた。

慣れない海外暮らし、少なくても皆なにかしら悩みや問題を抱えていると思う。
それらを解決する方法はひとそれぞれだと思う。まだ解決法を見つけられない人も
いるかもしれない。

自分もまだまだ模索中。
あ~でもない、こ~でもないと戸惑いながらも、とりあえず1歩1歩、ゆっくり歩いている途中。

なんだかちょっぴり難しい話になったけれど、ふと目をそらすとリッキーが椅子の上で
気持ちよさそうに寝ている。
そんな寝顔を見るだけで、悩みや寂しさもだいぶ癒されている。

c0016342_16225823.jpgありがとう、リッキー。
ありがとう、ダンナ様。
ありがとう、家族。
ありがとう、友達。

これからも、Hachiの悩み多き香港珍道中はつづく・・・。
でも、笑顔は忘れないでいたい!
[PR]
by hachi--hk | 2005-07-28 15:35 | 日々のつぶやき


<< 宇宙へ ビ~~~ム! >>